2022/05/05

f:id:kashiwai_hino:20220505134421j:image

 ゴールデンウイーク、私は今年6日間の休みがあった。6日もあればなんでもできるような気がしていた。長期休暇の前はいつも同じように思う。

 今回の休暇については、まずは休養をとりたかった。毎年のことだけど4月の間は、「GWになったら思いっきり休んでやるからな」という気持ちで日々の業務に当たっていて、あれをしようこれをしようなんていうところまで考えが及ばない。2〜4月は繁忙期なのだ。カレンダーの数字を見ては「あと何日」と唱えながらなんとかクリアするような状態。そうして迎えたはずの長いお休みもあっという間に終わりを迎えようとしている。何もしていないわけではない。行楽地へ出かけたりはしなかったが、黄砂で薄汚れていた窓ガラスはぴかぴかに磨いたし、気になっていた風呂場のカビ取りもした。積んでいた本もいくらか読んだし、衣替えもした。それなのに何もできなかったような気になるのは何でなのか。

 休みが続くと、後になるほど一日が短く感じる。なんとなく、私にとっての老後、とかそういった日々もこんな感じなのかもしれないと思ってしまった。