20220701

中途入社の社員が入社するので朝一番に営業所へ行って受け入れ対応した。私は転職をしたことがないので、まったく知らない業界へ飛び込む選択をすごいと思う。今日もとても暑い。対応を終えて帰る道路の照り返しがまぶしくて、空の透明度が高く青くて、道路脇には濃い赤紫色の花がもりもりと咲いていて、湖がいつもより深い色で小さく波を立てていて、木々が作る陰はたいへんに暗かった。目が痛くなるようなコントラスト。焦点を合わせるのに時間がかかる。運転中に横目で見ながら、これは別の世界へつながってしまうやつだ。などと思う。

 

昼すぎに祖母が亡くなったとの報せが入った。長く寝付いていたし、近い将来この日がやってくることはわかっていたので、それほど驚かず仕事のだんどりを組んでいるところ。祖父の葬儀は雪が舞い地面が凍るものすごく寒い日だった。なんとなく対象的だ。この時間になってもエアコンのきいた部屋から出ると、まるでぬるいゼリーの中を泳いでいるような暑さ。