20220604

f:id:kashiwai_hino:20220604201935j:image
f:id:kashiwai_hino:20220604201932j:image

梅というのは他のくだものと比べて独特の存在だと思う。季節が来ると「やらねば」という気持ちがもりもりと湧いてきて、砂糖や塩や焼酎に漬けたり煮たりすることになる。昨年漬けた梅干しがまだ半分ほども残っているので、「今年の制作メインは梅シロップで行きましょう」と夢想しながら季節を待っていた。待ちながらホームセンターへ行くと果実酒用のびんは2Lなどのとても大きいものが多いので迷ったけど、結局「ラッキョウ漬けにどうぞ」と書かれた1Lびんを2つ新調しておいた。これくらいの大きさだったらひと夏で飲みきれるでしょう。

前日に買ってきた梅は台所でふわ〜っと華やかないい匂いを放っていて、通るたびにフンフンと嗅いでしまった。夜、明かりを消しているとよけいに際立つようだ。

 

さて、梅1kgが1Lびん2つにおおむねちょうどよく納まった。ひとびんは黒酢入りの梅シロップ、もうひとびんは梅酒になる予定。夏の時期に梅ジュース、涼しくなってから梅酒と、たのしみが長く続く計画なのだ。入れてみたら写真の通り焼酎が足りなかったので後で買い足して追加した。入りきらなかった梅2粒だけは醤油漬けに。こういうものはたぶん買った方が安くて美味しいのだろうけど、いい匂いを嗅いだり、ガラスびんの中で漬かっていく様子を見るのも含めての楽しみなので、やっぱり「やらねば」と、思うのよねえ。